奉幣殿と細川忠興公の祈り

001

英彦山神宮奉幣殿は元和2年(1616)に当時の豊前小倉藩主・細川忠興公によって再建されました。忠興公自身は禅宗に帰依し故郷には自身で開基した寺院があるほどです。その寺院・京都・高桐院の奥に一つの灯篭を墓標とした2人の墓があります。墓標の下には細川忠興、ガラシャ夫人が眠っています。墓標とするためにわざわざ熊本から持ち込んだ灯籠は師匠である千利休の形見で二人の思い出の品でもありました。ガラシャ夫人は外国の人ではなく、本名を玉子と言い明智光秀の娘として生まれます。そして織田信長のすすめによって15歳で細川忠興に嫁ぎました。豊臣時代にカトリックの教えに振れ、忠興には知られないようにキリスト教への信仰に傾け、洗礼を受けてガラシャという名前も受けました。そして関ヶ原の戦いで徳川方についた忠興が出征中の1600年7月16日、大阪屋敷を取り囲んだ石田三成は玉子に人質として降伏することを迫るも、玉子は固辞。家臣に自分を槍で突かせ、38年の生涯を終えました。秀吉のバテレン追放令直後の洗礼に激怒した忠興でしたが戦での表情とは裏腹に、武将の娘として、妻としての不運を一人で背負った玉子への無念は深かったに違いありません。隠居後、静かな土地に夫婦二人で安穏と過ごしたかったのでしょう。その願いが果たせなかった代わりに高桐院の片隅で思い出の灯籠の下に二人で眠ることを選んだのでしょう。

続きは、また明日!!

奉幣殿再建四百年記念コンサート

台風16号が九州南部に上陸する中、英彦山は一時雨が止み東儀秀樹氏の神前奉納がありました

その後、予定通りオークホールでコンサートを行いました

7i5a5672

7i5a5691 7i5a5761

東儀秀樹奉納コンサート

今日は東儀秀樹氏奉納コンサートのリハーサルを行いました。
明日の予定は奉幣殿において正式参拝並びに奉納演奏を行い、
午後16時30分より添田町オークホールで奉納コンサートを行います。

奉幣殿は一般の方は昇殿できません。

心配された台風の直撃は免れ、雨の影響がある中、準備万端で明日に挑みます。

6o5a2232 6o5a2216

6o5a2236 6o5a2269

6o5a2262 6o5a2244

出雲國大原神主神楽!!

奉幣殿前特設ステージにて出雲國大原神主神楽が行われました。

6o5a07936o5a0681 6o5a0639

6o5a0818 6o5a0932

6o5a0397

 

明日は13時より豊前神楽が行われます。皆様お連れ合わせの上、おこしください。

出雲國大原神主神楽終了後、豊前神楽の準備が行われました

6o5a0879 6o5a1093

本日の来者

サマースクールin添田町で当宮に40人の学生が訪れました 6O5A01616O5A0166 6O5A0208